このKAIKIシリーズは、日本の怪奇文学の傑作集となっています。また、ひとつひとつのストーリーが異なる翻訳家の手で英訳されることにより、さまざまな英語の文体にも触れることができる充実のアンソロジーとなっています。
シリーズ最終作は、現在の首都である東京へと舞台を移した、都市の物語。日本が近代化の一歩を踏み出し、首都の名前を"江戸"から"東京"に変えたとき、そのまぶしい光の裏側に隠されていた不思議な世界。影の世界に生きる奇妙な住人の物語をお楽しみいただける作品となっています。
日本では、昔から怪奇物や超自然文学が発達したものの、現代までほとんど英訳されてきませんでした。このKAIKIシリーズは、日本の怪奇文学の傑作集となっています。収録作品は、時代的には1776年の上田秋成の『雨月物語』から、京極夏彦が『旧怪談』を現代向けにアレンジしなおした作品まで、場所も江戸や東京、地方などと幅広く、色とりどりのストーリーを堪能できます。
二冊目は、幕府の中心であった江戸から場所を変え、諸国の物語となっています。中心地から離れた諸国では、昔ながらの伝統や、古くからの奇妙で怖い話が残っています。日本の怪奇、超自然文学のさらなる深遠をのぞくことができる作品集。
日本の怪奇小説や超自然文学を英語で味わう一冊。日本では、昔から怪奇物や超自然文学が発達したものの、現代までほとんど英訳されてきませんでした。このKAIKIシリーズは、日本の怪奇文学の傑作集となっています。収録作品は、時代的には1776年の上田秋成の『雨月物語』から、京極夏彦が『旧怪談』を現代向けにアレンジしなおした作品まで、場所も江戸や東京、地方などと幅広く、色とりどりのストーリーを堪能できます。また、ひとつひとつのストーリーが異なる翻訳家の手で英訳されることにより、さまざまな英語の文体にも触れることができる充実のアンソロジーとなっています。
朝松健による『崑央(クン・ヤン)の女王』の英訳本。Brian Lumleyが序文で「クトゥルフ神話の傑作」と呼んだ原作を、Crystal Silenceの翻訳者でもあるKathleen Tajiが英訳しました。日本におけるクトゥルフ神話作品を、英語で再度味わえる一作となっています。
1999年に出版された藤崎慎吾の『クリスタルサイレンス』の英訳。原作は「ベストSF1999」国内篇一位。ストーリーの面白さとともに、現代のSFとして今も評価の高い作品を、最新の英語で読める一作となっています。